1 :ライトスタッフ◎φ ★2012/05/20(日) 00:25:31.25 ID:???
※以下は「朝日新聞・橋下番」のTwitterアカウント@asahi_hbのツィートからの引用です。
本日午後、関西広域連合首長会合が開催されました。出席した細野原発相、斎藤官房
副長官は原発再稼働について、関西の知事・市長に改めて理解を求めました。しかし、
橋下大阪市長をはじめ、関西の各知事らは政府の姿勢を一斉に批判。双方の溝は埋まり
ませんでした。
細野氏は原発の「安全基準」について、(1)地震・津波による全電源喪失という事情の
進展を防止する安全対策、(2)福島第一原発を襲ったような地震・津波が来襲しても
燃料冷却が継続して燃料損傷には至らない対策、(3)さらなる安全性・信頼性向上の
ための対策・規制対応・事業姿勢の3点を提示。
(1)(2)はすでに満たしており、(3)はこれからだが再稼働に理解を求める
との説明をしました。これに対し、反論の口火を切った橋下氏は(1)(2)は
「津波対策」であって、国民が求めているのは(3)も含めて、国際基準も満たす
ような安全対策であると指摘。政権の対応を改めて批判しました。
関西広域連合の会議での主な発言から。斎藤官房副長官「国内の電力の30%を担って
きた原子力をただちに止めては現実の日本経済、国民に生活が成り立たなくなると思い、
再稼働せざるをえないのではないかというのが政府の方針」。
【細野原発相】
「再稼働の問題について常に頭におくのは福島の問題。福島から避難し、不自由な
暮らしをしている人のためにも絶対繰り替えしてはいけないという強い決意のもと
やりたい」。
【橋下氏】
「国民の多くは福島事故と同等の対策では安心できないという感覚。基準1、2は
満たしてる。福島事故と同様の対策できるという。しかし国民は3の部分をふくめ
新しいものが必要と思ってる。政府の基準は国際標準の原子力規制、およそ国際基準
からみてでたらめです。(政権としては)需給問題で必要性があり、3まで目指すに
時間かかるから2までだと。それなら動かし方もいろいろあると思う。大飯が動けば
電力会社は(他の原発も)どんどん稼働していくと言っている。(政権が)もし再稼働
をするなら、臨時に1、2、3か月動かすやり方もあるのでは」。
----------------------------
「臨時的な稼働」という発言は波紋を広げました。橋下氏に会合後、報道陣が真意を
尋ねました。記者「期間限定の再稼働に初めて言及したが、これを容認するのか?」。
----------------------------
【橋下氏】
「いや違います。野田首相が再稼働の判断を出しそうだという情報が伝わってきたので、
細野大臣の認識を最初に探った。細野大臣は(原発稼働は)ゼロか100の頭しか
なさそうだったので。次善の策としてこういうやり方もあるのではと、野田総理が
(すべての原発の)稼働100%を考えているのであれば、それを少しでも食い止める
ためにこういう考え方があると論理的に説明しただけ。容認はしてません」
----------------------------
橋下氏の「臨時稼働」のロジックは、政権は再稼働の安全基準を示せていない→示した
のは津波の対策だけ→政権として基準・対策が不十分だと認めるべき→政権がそれでも
電力不足を理由に再稼働するなら国民に「臨時的に動かす」と理解を求めるべき、
ということのようです。
※続く
◎ソース https://twitter.com/#!/asahi_hb
▼「【電力】橋下・大阪市長「私の『原発の臨時的な稼働』言及は野田政権による全原発稼働を少しでも食い止めるための論理的説明」 [05/20]」の続きを読む
本日午後、関西広域連合首長会合が開催されました。出席した細野原発相、斎藤官房
副長官は原発再稼働について、関西の知事・市長に改めて理解を求めました。しかし、
橋下大阪市長をはじめ、関西の各知事らは政府の姿勢を一斉に批判。双方の溝は埋まり
ませんでした。
細野氏は原発の「安全基準」について、(1)地震・津波による全電源喪失という事情の
進展を防止する安全対策、(2)福島第一原発を襲ったような地震・津波が来襲しても
燃料冷却が継続して燃料損傷には至らない対策、(3)さらなる安全性・信頼性向上の
ための対策・規制対応・事業姿勢の3点を提示。
(1)(2)はすでに満たしており、(3)はこれからだが再稼働に理解を求める
との説明をしました。これに対し、反論の口火を切った橋下氏は(1)(2)は
「津波対策」であって、国民が求めているのは(3)も含めて、国際基準も満たす
ような安全対策であると指摘。政権の対応を改めて批判しました。
関西広域連合の会議での主な発言から。斎藤官房副長官「国内の電力の30%を担って
きた原子力をただちに止めては現実の日本経済、国民に生活が成り立たなくなると思い、
再稼働せざるをえないのではないかというのが政府の方針」。
【細野原発相】
「再稼働の問題について常に頭におくのは福島の問題。福島から避難し、不自由な
暮らしをしている人のためにも絶対繰り替えしてはいけないという強い決意のもと
やりたい」。
【橋下氏】
「国民の多くは福島事故と同等の対策では安心できないという感覚。基準1、2は
満たしてる。福島事故と同様の対策できるという。しかし国民は3の部分をふくめ
新しいものが必要と思ってる。政府の基準は国際標準の原子力規制、およそ国際基準
からみてでたらめです。(政権としては)需給問題で必要性があり、3まで目指すに
時間かかるから2までだと。それなら動かし方もいろいろあると思う。大飯が動けば
電力会社は(他の原発も)どんどん稼働していくと言っている。(政権が)もし再稼働
をするなら、臨時に1、2、3か月動かすやり方もあるのでは」。
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「臨時的な稼働」という発言は波紋を広げました。橋下氏に会合後、報道陣が真意を
尋ねました。記者「期間限定の再稼働に初めて言及したが、これを容認するのか?」。
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【橋下氏】
「いや違います。野田首相が再稼働の判断を出しそうだという情報が伝わってきたので、
細野大臣の認識を最初に探った。細野大臣は(原発稼働は)ゼロか100の頭しか
なさそうだったので。次善の策としてこういうやり方もあるのではと、野田総理が
(すべての原発の)稼働100%を考えているのであれば、それを少しでも食い止める
ためにこういう考え方があると論理的に説明しただけ。容認はしてません」
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橋下氏の「臨時稼働」のロジックは、政権は再稼働の安全基準を示せていない→示した
のは津波の対策だけ→政権として基準・対策が不十分だと認めるべき→政権がそれでも
電力不足を理由に再稼働するなら国民に「臨時的に動かす」と理解を求めるべき、
ということのようです。
※続く
◎ソース https://twitter.com/#!/asahi_hb